パリ発のコスメブランド〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉が、日本で2店舗目となるショップを京都にオープンした。
美しいグラフィックにファンも多いパリ発の総合美容薬局〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉。1803年に創業した老舗美容薬局を2014年、アートディレクターのラムダン・トゥアミと妻であり美容専門家のヴィクトワール・ドゥ・タイヤックが、リブランディング。昨年、代官山に日本初のショップをオープン、そのユニークな店舗デザインが大きな話題を呼んだ。そんな〈ビュリー〉が今年6月に2店舗目となる路面店を京都にオープンした。
気になるデザインは京都らしさを生かし、外観は日本の茶室によく見られる数寄屋建築をイメージ。また聚楽壁や沓石、障子、躙り口など、茶室の要素を随所に取り込んだ。
店内に一歩入ると一転して、創業当時の19世紀フランスをイメージしたレトロな空間に包まれる。ブランドを象徴する重厚な薬局棚は、フランスから呼んだ木工職人が楡やオークなどの伝統的技巧を駆使して仕上げられ、ここでもラムダンのこだわりを感じる。
時空を超えてフランスと京都、2カ国の文化を表現した〈ビュリー京都店〉に注目です。
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